おしらせ

弁護士に相談すると,すぐに裁判になってしまうのではないか心配です。

弁護士は,法的問題について相談を受けてアドバイスしたり,代理人として相手方との間での紛争解決を目指す仕事です。紛争解決の方法は,裁判に限らず,話し合いでの解決や調停(裁判所を利用した話し合いの手続き)を利用することもあります。

事案によっては,アドバイスだけで,良い解決方法が見つかることもあります。

事案ごとに適切な方法を考えることも,わたしたち弁護士の仕事の一つです。

特に,障害のある人からのご相談は,裁判で白黒付けるというよりは,相手方との間でしっかりと話し合いをし,双方の言い分を調整して,適切な解決を図る方が,良い解決につながることが多くあります。相談者が,「裁判まではしたくない。」「話し合いで解決したい。」という希望をお持ちの場合も良くあります。

そのような事案では,相談者の希望をお聞きしながら,一緒に紛争解決のための方法を考えます。

当事者同士ではこじれてしまった話し合いに弁護士が代理人として入って,法的な観点から整理をすることでよりよい解決につながることも多々あります。

紛争解決にはいくつもの方法があります。弁護士に相談すると,裁判をしなければならなくなるということはありません。安心してご相談ください