賠償金額決定の3基準

nt_24.jpg  

賠償金額の決定方法は、1つではなく、実は基準が3つあるということをご存知でしょうか。


賠償金額の決定基準には、次の3通りがあります。
①自賠責基準
②任意保険基準
③裁判基準

まずは、これら3基準のそれぞれについて、簡単にご説明します。

1 自賠責基準

これは、文字通り、自賠責保険から支払ってもらえる金額の基準です。自賠責保険とは、自動車を所有している人は必ず加入しなければならない保険であり、強制保険と言われています。


この自賠責保険は、あくまでも、交通事故の被害者に対する最低限度の補償を目的とした保険ですから、自賠責基準を用いて賠償金額が算定されると、賠償金額は3基準の中では最も低額になります。
 

2 任意保険基準

これは、各任意保険会社が独自に用いる基準です。保険会社ごとに多少のバラつきはあるようですが、基本的に、任意保険基準を用いて賠償金額を算定すると、自賠責基準よりは高額ですが、次に述べる裁判基準よりは低額な賠償金額になります。
 

3 裁判基準

これは、裁判所と弁護士会が、過去の裁判事例を踏まえて作成した基準です。交通事故の被害者の方が、適正な賠償金の支払いを求めて裁判を起こした場合、この基準が適用されます。


この基準を用いると、3基準の中で最も高額の賠償金額になります。

つまり、この3基準は、

自賠責基準 任意保険基準 裁判基準
 
という並び方になるわけです。


保険会社は、被害者の方がこれら3基準の存在を知らないことをいいことに、最も低い自賠責基準で賠償金額を算定し、「これが目一杯の金額です。」と言い、示談を求めてくることがあるのです。
 

交通事故被害でお悩みの方はこちらもご覧下さい。

●交通事故でお悩みの方へ ●交通事故問題解決の流れ
●賠償金額決定の3基準 ●損害賠償金の計算方法
●保険会社とのやりとりについて ●後遺障害(後遺症)とは?
●交通事故分野の解決事例 ●弁護士費用特約について
●むちうちについて ●むちうち治療のポイント
●12級と14級の違い  


Img4.jpg
HOME
●弁護士紹介
●事務所紹介
●ご相談の流れ
●アクセス
●弁護士費用

Copyright (C) 中西・髙野法律事務所 All Rights Reserved.